8月21日の出校日に,先日孵化したウミガメの赤ちゃんを放流しました。
先日の記事と動画を上げた後にも孵化は続き,21日現在,117個中94個の卵が孵化しました。一昨年度は,ほとんど孵化せず,ウミガメ保護活動と言えるのかという声まで出るような状態だったのですが,昨年度より少しずつ研究を重ね,今年は孵化率が8割を超えました。
校区の海岸で,全校児童で放流しました。孵化してから時間が経っていたためか,この暑さのためか,昨年度と比較して若干大人しめのウミガメたちでしたが,なんとか無事に海に返すことができました。
放流の前には,3,4年生の子供たちが,ウミガメや海岸の環境について,授業で調べたことを発表してくれました。それによると,放流したウミガメの赤ちゃんは30年かけて生まれ故郷に帰ってくるそうです。
例えば現在の2年生は,30年後には38歳。もしかするとお父さんやお母さんになって,この活動に保護者として参加しているかもしれませんね…。
6月23日に採集したウミガメの卵。校内のふ化場に埋めて,今か今かと待っていました。
8月18日に24匹,19日に57匹がふ化しました。
夏休み中で子供たちがすぐに見られないのが残念ですが,後日海に放流します。